2019年8月16日 (金)

有害鳥獣駆除:札幌市のクマ騒動と錯誤捕獲について~

 札幌市の住宅地に連日現れて問題になっていたヒグマが遂に射殺されました。(遠くに運んで放すことができれば良いのですが、人家に頻繁に現れたのではやむを得ないと思います。)最初に報道を見かけて山に帰ったかとっくに駆除されたかと思っていると、出没し続けているとの続報があり、ヒグマと言えば、吉村昭の小説にもなった恐ろしい事件がありましたし、ツキノワグマ以上に危険なイメージもあるので、連日現れていながら何故...

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2019年8月13日 (火)

改正動物愛護法:マイクロチップの義務化④~手数料その他~

③の続きです。『(秘密保持義務等) 第三十九条の十四 指定登録機関の役員若しくは職員又はこれらの職にあつた者は、登録関係事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。 2 登録関係事務に従事する指定登録機関の役員又は職員は、刑法(明治四十年法律第四十五号)その他の罰則の適用については、法令により公務に従事する職員とみなす。指定登録機関の役員や職員に対する守秘義務と、いわゆる「みなし公務員」について...

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2019年8月 4日 (日)

改正動物愛護法:マイクロチップの義務化③~指定登録機関~

続きです。(MC義務化の大枠を定めただけで、細部は省令の改正などによってこれから明らかになると思います。現時点での個人的な見解や推測に過ぎませんので事実誤認もあるかもしれませんが、話半分程度ってことでお願いします。)『(死亡等の届出) 第三十九条の八 登録を受けた犬又は猫の所有者は、当該犬又は猫が死亡したときその他の環境省令で定める場合に該当するときは、環境省令で定めるところにより、遅滞なく、その...

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2019年7月28日 (日)

改正動物愛護法:マイクロチップの義務化②~MCを鑑札とみなす狂犬病予防法の特例(後編)~

多少関係することでもあるので、狂犬病予防法(以後「予防法」)の例外の話を続ける前に、迷子の犬猫を保護した時の対応について改めて書いておくことにします。MC義務化で迷子の犬猫が確実に飼い主に返還できるかのように喧伝されていますが、警察の対応次第では飼い主のもとに戻れない可能性もあります。迷子の犬猫を保護した場合、保健所(或いは動物愛護センター)などに直接引き渡すか、でなければ警察に連れて行くことにな...

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2019年7月25日 (木)

改正動物愛護法:マイクロチップの義務化②~MCを鑑札とみなす狂犬病予防法の特例(前編)~

①の続きです。『 (狂犬病予防法の特例) 第三十九条の七 環境大臣は、犬の所有者が当該犬を取得した日(生後九十日以内の犬を取得した場合にあつては、生後九十日を経過した日)から三十日以内に登録又は変更登録を受けた場合において、当該犬の所在地を管轄する市町村長(特別区にあつては、区長。以下この条において同じ。)の求めがあるときは、環境省令で定めるところにより、当該市町村長に環境省令で定める事項を通知し...

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2019年7月17日 (水)

改正動物愛護法:マイクロチップの義務化①~複雑怪奇な第39条~

 先月のことですが、家族の者が飼い猫にMC(マイクロチップ)を装着したいからMCのことを動物病院で訊いてくれと言うのです。ネコを引取った時にとりあえず迷子札を装着するってことで立ち消えになっていたMCの装着のことが法改正の報道で再燃したのです。(渋々動物病院にMCのことを尋ねてみましたが、結局、しばらく様子をみるってことになりました。)過去に書いているように、MCの義務化なんてものには反対で、こん...

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2019年7月 2日 (火)

改正動物愛護法:特定動物の飼育禁止~ウルフドッグも飼育禁止?~

 既にご存じのように動物愛護法の改正法案が可決成立しました。動物の愛護及び管理に関する法律等の一部を改正する法律案生後8週齢規制(56日規制)やMC(マイクロチップ)の義務化、動物虐待の厳罰化などの報道ばかりが目立っていたように思いますが、8週齢規制とMCは既定路線だった訳ですし、厳罰化なんてものもとって着けたような者で、懲役2年を5年に引き上げたところでどうせ初犯では執行猶予でしょう。最高刑が懲...

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2019年6月11日 (火)

地域猫・TNR活動に反対~ネズミの天敵としての野良猫の存在意義④ネズミの異常発生~

 野生動物の保護のための野良猫やノネコの捕獲に反対するつもりは全くありませんが、野鳥野保護のために野良猫を減らしたところ、新たな問題が起きている離島もあります。海鳥保護、ネコ捕獲でネズミに悩む 北海道・天売島: 日本経済新聞、北海道・天売島:今度はネズミ被害 ネコ捕獲の副作用 - 毎日新聞都市部で増えてしまったカラスを駆除したところハトが増えてしまったと言った話もありましたし、天敵のネコを減らすと...

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2019年5月30日 (木)

フィラリア予防:新予防薬の個人輸入④~通年投与は必要なのか?~

 一年中フィラリアの感染(寄生)を予防するために予防薬(駆虫薬)を年間を通して投薬し続ける通年投与を推奨している動物病院もありますが、本当に予防薬の通年投与は必要なのでしょうか。 そのような動物病院の説明では、地球温暖化や暖房による暖かい室内で蚊の生息しやすい環境などを理由にしています。 しかし、昆虫の生態を考えると、そのような単純な話でもないでしょうし、通年投与を奨めると言うことは、予防期間...

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フィラリア予防:新予防薬の個人輸入③~投薬間隔と嘔吐・飲ませ忘れ~

 私が初めてフィラリア予防薬を個人輸入したのは平成11年の12月でした。当初は錠剤かチュアブルの「HEARTGARD」を数年間使用していましたが購入先のペット用品通販会社がミルベマイシン製剤の「interceptor」(当時は、日本の三共製薬が製造し、海外ではノバルティスアニマルヘルス社が販売していた。現在は、ELANCO社)の取扱いを始めたのでそちらに変えて、以後15才で死ぬまで与え続けていまし...

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2019年5月19日 (日)

地域猫・TNR活動に反対~ネズミの天敵としての野良猫の存在意義③~

②の続きです。 赤ちゃんがネズミにかじられ死亡、米国:AFPBB News 病気の少女、ベッドでネズミに襲われ顔など225か所にけが フランス :AFPBB News これは海外の事例ですが、ドブネズミが多かった頃には日本でも就寝中の乳児がネズミに襲われたと言った話を何度か書物で読んだことがあります。 ネズミに限らず動物咬傷では、破傷風に感染する危険性があると言うのは良く聞く話ですし、ネズミ...

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2019年4月29日 (月)

フィラリア予防:新予防薬の個人輸入②~血液検査は毎年必要なのか?~

 そろそろフィラリア予防の季節になります。 昨年秋に動物病院を変えたこともあって予防薬が「カルドメックチュアブル」から「モキシハート」に変わりました。 現在飼っている犬も当初は個人輸入を考えていましたが、最初の年だけは寄生の有無も確認したいので動物病院で処方してもらって翌年にそろそろオーダーしようかと言う頃に犬が後脚の膝を亜脱臼してしまい、成り行きでフィラリア予防薬も処方しても...

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2019年4月13日 (土)

地域猫・TNR活動に反対~ネズミの天敵としての野良猫の存在意義②~

地域猫・TNR活動に反対~ネズミの天敵としての野良猫の存在意義①~の続きです。   ネズミが媒介する感染症として最も知られているのが黒死病として恐れられたペストではないかと思います。  ペストは狂犬病同様数十年(日本での最後の発生は1926年)も発生しておらず、侵入リスクもそれほど高くは無いと考えられているようですが油断するといつの間にか侵入して定着してしまうかもしれません。(...

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2019年4月 7日 (日)

動物福祉:動物愛護団体雑感③~日本動物愛護協会と日本動物福祉協会~

 動物愛護団体にはヒステリック、妄動、狭量、独り善がり、高慢、自己満足、まるで新興宗教のようなイメージがあって近寄り難い存在でした。(特に批判されたり攻撃されてきた行政の職員はそう感じていたのではないかと思う。) 過去に私が地域猫やTNR活動を否定した時に現れたような未だに狭量的で意見の異なる相手を折伏するかのように攻撃してくる旧態依然のおかしな団体も一部にありますが、ヒステリックで過激なイメー...

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2019年3月18日 (月)

犬の危害防止:野犬とノイヌ~山口県周南市での野犬問題③千葉県の作為義務違反を認めた幼児死亡事故の高裁判例~

 野犬の問題を長引かせて悲惨な事故でも発生したなら県の責任が問われることにもなりかねませんし、それは、過去の判例からも容易に推測できることです。 その判例とは1971年に千葉県内で発生した野犬3頭による死亡事故で、東京高裁が千葉県の作為義務違反を認め遺族に賠償を命じています。以下に判決文から判決理由の一部を転載いたします。(長すぎるため部分的に削除していますので全文は文末のリンク先をご覧下さい。)...

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2019年3月16日 (土)

犬の危害防止:野犬とノイヌ~山口県周南市での野犬問題②~と児玉千秋高浜町議の件について

①の続きです。 バブル期に長野県の軽井沢や富士の樹海で犬が捨てられ野良犬化しているとか徳島県で野犬が崖から降りられなくなった(いわゆる「崖っぷち犬」)、沖縄の離島で馬が野犬に襲われたなどこれまでにも各地で野犬が問題になってきました。(そう言えば、山梨県での「犬捨て山」なんて問題もありました。私が知ったのは17~18年くらい前だったか、山梨県の保健所が狂犬病予防法違反で刑事告発しようとしないと言った...

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2019年3月10日 (日)

犬の危害防止:野犬とノイヌ~山口県周南市野犬問題①~

  私の県には野犬は全くいませんので何故このような野犬が存在しているのか不思議でならないのですが、山口県周南市で野犬が問題になっています。  久米で野犬被害相次ぐ | 新周南新聞社たまに報道でこのような記事を見かける度に野犬が跋扈しているとはまるで途上国のような話だと思っていましたが、山口県に限らず処分数の多い北関東や四国、九州、中国地方には野犬が多くいるようなイメージがあります。(不...

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2019年3月 2日 (土)

地域猫・TNR活動に反対~ネズミの天敵としての野良猫の存在意義①~

 私の家では冬になるとネズミが天井裏に侵入するので毎年悩まされています。 殺鼠剤は使う気にはなれず忌避剤を使ってみても全く効果が無く、一応仕掛けているネズミ捕りも確認が面倒で放置状態になっています。 ネズミと言えば、昨年、築地市場の移転に伴い1万匹とも言われる数のネズミが周辺に拡散することが危惧されているとの報道がありました。 何処の市場も似たようなものなのでしょうけど、食中毒の原因菌のサル...

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2019年2月 9日 (土)

家畜防疫:豚コレラ問題~感染拡大を阻止できない岐阜県はなぜイノシシのジビエを全面停止しないのか?~

 豚コレラの感染拡大が止まりません。豚コレラのような家畜伝染病が発生した場合、全てを処分して埋却するなどの封じ込め措置が講じられることになりますが、岐阜県では発生農場の周辺のイノシシにも感染している訳で、他の清浄な農場への感染拡大を阻止するとともにイノシシ対策も必要になります。ところが、岐阜県は県の施設でさえ感染を防ぐことができないていたらくぶりを曝してしまい、おまけにイノシシの感染拡大には有効な...

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2019年1月28日 (月)

狂犬病予防の実態:長野県の非常識な業務委託~犬の登録原簿管理も葉書の送付も獣医師会に丸投げ!会の支部は家畜保健所!?!?~・

 狂犬病予防が獣医師会の利権であることについて、デマだと言っている人もいますが、何を寝ぼけたことを言っているのでしょうか。狂犬病予防の必要性の是非を横に置いて考えても、獣医師会の利権であることは紛れもない事実でしょう。(ただ、狂注利権を批判する側には、獣医師の利権であると考えている方もいるようですが、多少の利益は懐に入るにせよ、たかが3千円前後の注射料金ですから開業獣医師にとっては、集客の手段の一...

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2019年1月17日 (木)

動物福祉:動物愛護団体雑感②~杉本彩とEVA・真の愛護か偽の愛誤か?(後編)~

 杉本氏の主張している厳罰化は、精神異常とも思える残虐な虐待犯への処罰感情だけのようで、繁殖現場の動物福祉にまでは考えが及ばないらしくそう言うところが規制に消極的な自民党寄り(と言うか与党寄り)だと言われる理由なのでしょうけど、日本は懲役だけで言えば動物虐待の罪が軽い訳では無いと思います。(起訴されなければ意味がありませんけど検察が起訴しないのは起訴したくない意思が働いているのかもしれません。私が...

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動物福祉:動物愛護団体雑感②~杉本彩とEVA・真の愛護か偽の愛誤か?(前編)~

前回の雑誌「三万人のための総合情報誌『選択』-選択出版」の12月号」の記事には、タレントの杉本彩 氏が代表を務める公益財団法人動物環境福祉協会Eva(団体情報)」が「、本気で8週齢規制を実現する気はあるのか、アニマルポリスの設置と厳罰化という業界のビジネスを直接じゃましない施策しか要望していない、請願を通した実績は欲しいが自民党や環境省とは対立したくないのだろう。(上記雑誌記事より)」。とありまし...

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2019年1月10日 (木)

動物福祉:動物愛護団体雑感①~ARCの代表が動物園を攻撃しながら猫を飼ってはいけないのか?~

 ここからはアニマルウェルフェア畜産の話のついでと言うか、動物愛護団体についても思うことを書いておきたいと思います。(勿論、私は愛護団体の関係者ではありません。) アニマルウェルフェアの話の「①」の冒頭で照会した週間朝日の記事とNHKの番組には、こちらの動物愛護団体「NPO法人アニマルライツセンター(ARC)」の代表の女性が状況を説明していました。 次の雑誌→「三万人のための総合情報誌『選択』...

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2019年1月 3日 (木)

動物福祉②~アニマルウェルフェアに配慮した畜産?~

 一方乳牛の方は、兼業でしたので頭数は多くはありませんでしたが乳牛ですから子牛を産ませなければ牛乳は出さないので、たまに種付(人工授精)が行われて子牛が産まれていました。産まれた子牛はメスであればそのまま飼いますがオスであればしばらくするとお迎えのトラックが来ることになります。(可哀想に思いながら見送ったものです。)うちでもたまに牧草地で長い杭に牛を繋いでいましたし当時は郊外の休耕田でも牧草を食む...

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2019年1月 1日 (火)

動物福祉①~アニマルウェルフェアに配慮した畜産?~

 このところ、と言っても一ヶ月くらい前になりますが「アニマルウェルフェア」についての報道をあちこちで見聞きするようになりました。(週刊朝日2018年12月7日号(日本の畜産が問題? 東京五輪の食にメダリストがNO! 〈週刊朝日〉|AERA dot. )、NHK(2018年12月5日ラジオ第一 19時30分~20時00分)などで、アニマルウェルフェアについて伝えていました。)『畜産動物の飼われ方、育...

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2018年12月12日 (水)

豚コレラ問題で岐阜県とシダックスがミニブタを密殺!動物愛護法違反の疑い?

 先週、家畜伝染病の豚コレラが発生して問題になっている岐阜県で、県が所有氏ている清流里山公園で飼育(第一種動物取扱業に該当する展示業)されていたミニブタの「とん吉・とん平」の2頭が、11月27日に豚コレラに感染していないにも関わらず不可解な理由で殺処分されていたとの報道がありました。東京新聞:ミニブタ2頭、検査せず処分 「豚コレラ予防」岐阜の県営公園:社会(TOKYO Web) これに先だって、...

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2018年12月 1日 (土)

狩猟と猟犬:北海道での誤射事故について思うこと②

続きです。 恵庭のハンター誤射事故 49歳男を送検 殺傷能力高い弾使用か「スコープで十分確認せず…」北海道(18/11/22 19:35) - YouTube シカやイノシシなどの獣猟で殺傷力、(肉体への破壊力)の強い弾丸を使用するのは当たり前のことで、だからこそ猟犬の咬傷と併せて誤射も問題にしているのであって、マスコミは普段は、鳥獣被害対策やジビエを礼賛するばかりでそれに伴う問題には無関心で...

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2018年11月28日 (水)

狩猟と猟犬:北海道での誤射事故について思うこと①

 今月(11月)20日午後、北海道で林野庁の森林官の男性が札幌市の狩猟者の男性に猟銃で撃たれて死亡した誤射事故がありました。 有害駆除での事故も含めて誤射による死亡事故は毎年のように発生していて、未だに加害者が捕まっていない死亡事故もあります。  狩猟期間は、北海道以外は今月15日に解禁され、通常は2月15日までですが、有害鳥獣対策としてシカとイノシシの解禁日を前倒したり3月末日まで延長してい...

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2018年11月14日 (水)

動物愛護法改正~無意味なマイクロチップの義務化⑤犬の鼻紋で個体識別~

 前々回に少し触れた鼻紋による個体識別は、後述するように他の動物では古くから利用されているので犬猫でも利用できないのかと単なる疑問として書いただけでしたが、気になってあとで検索したところ次のような記事がありました。→スマホでワンちゃんの鼻紋認証 - 週刊アスキースマホで撮影した鼻紋写真で犬の個体識別の実験-迷子犬の捜索に | マイナビニュースMCについて書き始める前にこれを知っていたなら、もう少し...

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2018年11月13日 (火)

動物愛護法改正~無意味なマイクロチップの義務化④MCは遺棄防止になるのか?後編~

後編です。 現在所有者不明で譲渡や殺処分されている犬猫の全てが野良犬や野良猫である訳が無いので、その中には、遺棄や故意に放置されたものも少なからず存在すると思われます。何処に所有者情報を登録するかと言った問題は横に置くとして、MCで捨て犬の所有者が判明するとします。例えば、埼玉県で抑留された猟犬の所有者が東京都在住だったとします。(猟犬を置き去りにする問題はいまだにありますので、あり得ない例では...

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2018年11月12日 (月)

動物愛護法改正~無意味なマイクロチップの義務化④MCは遺棄防止になるのか?前編~

 マイクロチップを知っていますか? - 埼玉県、マイクロチップ装着費用の一部補助:動物愛護センター:横浜市保健所、迷子動物について|公益社団法人日本動物福祉協会、ペットにチップ 遺棄防止へ : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)こちらにあるようにマイクロチップの効果には「遺棄の防止」もあるとされています。しかし、本当にMCが遺棄の防止になるのでしょうか?動物取扱業の繁殖用の犬猫への...

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2018年11月 3日 (土)

動物愛護法改正~無意味なマイクロチップの義務化③個体管理~

 それでは、義務化の対象になっている繁殖販売を行う第1種動物取扱業に対する8週齢規制についてですが、MCによる個体管理であるならば、MCの数字を台帳に記載して確認する場合には台帳の数字と実際に読み取った数字を照合するだけなのでAIPOなどに出生日や所有者などの情報を登録する必要は無いはずで、このような個体管理の実例としては、動物検疫での犬等の個体識別や特定外来生物の個体識別などがあり、書類上の個体...

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2018年10月30日 (火)

動物愛護法改正~無意味なマイクロチップの義務化②~

  今回の法改正で義務化されようとしているのは、販売の用に供する犬猫、つまり動物取扱業に対するもので、これについては後述することにして、まず一般の犬の飼い主にとってのMCの義務化について書くことにします。犬の場合、狂犬病予防法の第4条に罰則を伴う登録と鑑札の装着義務があることから、話がややこしくなると言うか、行政の事務の状況がややこしくしていると言うか、狂犬病予防法は、都道府県・政令指定都市・中核...

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2018年10月24日 (水)

動物愛護法改正~無意味なマイクロチップの義務化①~

 私は、この件にはあまり関心は無かったのですが、マイクロチップ=MCの義務化について思うことを書くことにしました。(ペットにマイクロチップ=法改正で義務化へ-超党派議連:時事ドットコム以前にこのような報道もありましたが、獣医師会が何のために政治団体を有しているか、それは、息のかかった政治家を動かすためでしょ)特定外来生物と特定動物には、個体管理(個体識別)のために既にMCの装着が義務化されています...

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2018年9月23日 (日)

有害鳥獣駆除:ジビエの危険性~岐阜県で豚コレラ発生①野生イノシシも感染していた!?

 ご存じと思いますが、岐阜県で豚コレラが発生し、野生のイノシシも感染していたとの報道がありました。(ジビエ関係者に不安 野生イノシシに豚コレラ | 岐阜新聞Web不手際目立つ行政対応 豚コレラ、拡大懸念も: 日本経済新聞)岐阜県での豚コレラ発生の一報があった時に、野生のイノシシは大丈夫なのかと思いましたが、大丈夫ではなかったようで、現時点で5頭のイノシシの感染が確認されています。岐阜県では、イノシ...

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2018年8月30日 (木)

有害鳥獣駆除:ジビエを食べるとシカ・イノシシは減るのか?①

 引き続きジビエの話になります。私が子供の頃にはこの辺りにイノシシは全くいませんでしたが、いつの間にか生息域が拡大して駆除も行われるようになりました。それでも、他県と比べると捕獲数はまだ少ないほうですが、我が県でも鳥獣被害対策としてジビエを推進しています。推進の目的は、県が主導してジビエの需要を喚起する→消費量が増える→供給力を高めるために捕獲従事者や罠の設置数が増える→捕獲圧が高まる→有害獣のシ...

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2018年8月20日 (月)

有害鳥獣駆除:ジビエの危険性~国産ジビエの認証制度②~危険で不安な国産ジビエ~

続きです。 食肉やジビエの危険性は、動物用医薬品の残留や特定の地域の放射性物質以外には殆ど全てが寄生虫症を含めた動物由来感染症の危険性で、牛豚などの対象動物(牛、馬、豚、めん羊、山羊)ではその危険性を低減させるために食肉検査(と畜検査)を行っているのですが、国産認証ジビエも含め、ジビエにはこちらにあるような専門知識の必要な検査が全く行われていません。→と畜検査そのために、ジビエでは動物由来感染症...

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2018年8月16日 (木)

有害鳥獣駆除:ジビエの危険性~国産ジビエの認証制度①食肉検査をしない無検査ジビエが何故安心安全なのか??~

 野生動物の肉は、イノシシを何度か食べたことがあります。どうしても野生動物の肉には抵抗感があって、E型肝炎などの感染症の懸念もあるので恐る恐る食べましたが、肉そのものは特に匂いもなくて美味しい肉でした。生肉を食べるのは論外としても危険性を理解した上で自己責任で食べる分には特に問題は無いように思いますが、今のように農水省や都道府県がやたらと安全性ばかりを強調しながら需要喚起するのはどうかと思っていま...

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2018年8月10日 (金)

獣医師法第17条の恣意的な運用・ペットは違反で畜産は黙殺~販売目的の飼育動物に投薬すると獣医師法違反で逮捕(後編)

後編です。 『ただし、販売等の目的で、一時的に飼養している飼育動物に対する診療行為や、他人の求めに応じて行う診療行為を、反復継続して(反復継続する意志をもって)行うと、法に抵触する可能性があります(例:ブリーダーやペットショップにおけるワクチン接種など)』大半の畜産業者がこれに該当するでしょう。『獣医師の監督・指導の下でも、獣医師以外(補助者等)は診療行為を行ってはなりません。(この場合...

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獣医師法第17条の恣意的な運用・ペットは違反で畜産は黙殺~販売目的の飼育動物に投薬すると獣医師法違反で逮捕(前編)

 平成26年六月、東京都八王子市の元ペットショップの経営者Y(・当時47)と元従業員のM(当時41)の二人が“販売用の子犬”に犬用の混合ワクチンを注射して獣医師法第17条違反(獣医師以外、業務として飼育動物に診療行為を行ってはならない。)で逮捕され、併せて、世田谷区の動物病院のN獣医師がYに混合ワクチンを無許可販売したとして薬機法(旧薬事法)違反で逮捕された事件がありました。販売後の子犬に注射した...

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